CSSで現実の状態を表現してみたデザイン

 このTシャツは、以前に紹介した「HTML」というデザインの流れから発想を得ています。
HTML」では “着ている人の身体” をHTMLタグで表現。
今回は “人がこのTシャツを着ている状態” をCSSで表現してみました。

 CSSには“スタイル”を定義する役割があります。
それはウェブ上のコンテンツをブラウザで見られる状態にするために必要な指定なんですが、例えば現実世界の中で何かを具現化するためにも指定が必要だったとしたら面白いなと考えました。
 それをTシャツという媒体で表現したのが、この「CSS」です。

 今回のTシャツは、たいていのデザインで採用している5.6ozヘビーウェイトTシャツとは異なり、4.5ozのライトウェイトTシャツを採用しています。
 柔らかく、軽やかで、肌になじむような質感。

 この質感も重要だと思っています。
デザインは素材や状況をコントロールしながら成立させるものですから。

 ちなみに、商品ページで着ているモデルさんは身長190cm・胸囲96cm・Mサイズ着用。画像ではかなりタイトに見えるので、僕自身もタイト目の作りなのかなと思っていたんですけど、サイズ表を見たら決してタイトではないというか割とゆったりサイズ。

 数字と印象のズレもまた、今回のようなデザインでは面白みの一部に……ならないなぁ。

 ではまた、次のデザインで会いましょう。

8/25まで販売中

hiderino GENERAL STOREではこのデザインを含め10種類のデザインTシャツを、日本国内に向けて2025夏のTシャツコレクションとして販売しています。
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