グラフィック作品『顔のクローゼット』

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ある日、ある場所に集まった人たちとの対話を通して生まれた表情を重ねて一つの顔をつくる。ただ無関係な人々の顔を重ねることが目的ではなく、共通のトピックについて記憶を探りながら対話をする中で生まれた表情を重ねることで、その記憶にリンクした感情を顔として表現するプロジェクト。完成したグラフィックはTシャツにプリントし、販売された。


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世田谷区にて行ったワークショップに集まった11名(作家本人含む)がお互いの似顔絵を描き合う中から生まれた表情を重ねた作品。プロジェクト最初の作品で、人数も少なかったので作業は比較的スムーズだった。

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東京ビッグサイトでのデザインフェスタ会場にて2日間ブース設置。会場で足を止めてくれた人たちと対話し、作家本人と参加者がお互いの似顔絵を描いて交換。参加者はヒデリーノが描いた似顔絵を持ち帰り、ブースは参加者が描いたヒデリーノの顔で埋め尽くされた。1日目は31人(男性21、女性10)の参加。

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東京ビッグサイトでのデザインフェスタ会場にて2日間ブース設置。会場で足を止めてくれた人たちと対話し、作家本人と参加者がお互いの似顔絵を描いて交換。参加者はヒデリーノが描いた似顔絵を持ち帰り、ブースは参加者が描いたヒデリーノの顔で埋め尽くされた。2日目は23人(男性5、女性18)の参加。

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アサヒ・アート・フェスティバルの四国ブロックのプログラム『四国アート88ヶ所&CO.2007』内の企画『アートバトルin三津浜』で開催。愛媛県松山市のアートNPO QaCoAのサポートでコンポーザーピアニスト石原公彦氏とのコラボレーション展示となった。

三津浜アート蔵で開催されたワークショップ形式のイベントにて参加者へのインタビューとビデオ及び写真撮影。後日、三津浜の古民家木村邸にて作品展示と映像の上映で中庭から流した石原氏作曲による音楽とコラボレーション。作品には52人(男性21、女性31)が参加。

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愛媛県松山市 伊予三津浜の古民家 木村邸にて上映した映像作品。
三津浜の記憶をテーマに、参加してくれた地元の人々へのインタビューから子供の頃の思い出や仲の良かった友達について語ってもらい、グラフィック作品と映像に落とし込んだ。音楽はコンポーザーピアニスト石原公彦氏。


『顔のクローゼット』
作品形態:グラフィック、プリントTシャツ、映像
制作時期:2007年
販売:Tシャツ販売終了