立体作品『鼻が花の豚の顔』

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デザインTシャツの直販店 grass green closet を愛媛県松山市内にて経営していたときに、店舗の看板がわりに制作した壁掛け風のオブジェ。

鼻に花が刺さっているというベタなボケをPOPなオブジェに落とし込んでいます。
このとぼけた表情が、当時の松山市内に珍しかったオリジナルデザインの商品オンリーショップとしての特色を印象づける手助けになっていました。入ったことのないお店に足を踏み入れるのは少々の勇気がいるもの、この店舗はドアが引き戸でしかも中が見えにくかったため、このようなポップな仕掛けがお客様の一歩を踏み出していただくためのハードルを少し下げることができたのではないかと思います。

このオブジェを設置後、店への来店数も増えて非常に役に立ってくれたのですが、何よりも店の前で楽しげに写真を撮ったりする人たちの笑い声が聞こえるようになったのが一番の効果だったと思っています。


『鼻が花の豚の顔』

作品形態:オブジェ

制作時期:2006年

素材:発泡スチロール、中綿、布、造花

販売価格:48,000円

Works, インスタレーション, 立体

Posted by hiderino