hiderino GENERAL STOREでは、今回のコレクション『MIRROR MIRROR ON THE WALL』のために2つの動画を用意しました。
ひとつはコレクションの世界観を伝えるコンセプト動画、もうひとつは10種類のデザインを順に紹介する動画です。
コンセプト動画
ひとつめは今回のコレクション全体のコンセプトを表した動画です。
『MIRROR MIRROR ON THE WALL』というタイトルから、グリム童話『白雪姫』の魔法の鏡が関係していることは想像しやすいですね。
コンセプト動画で登場するのはアイコンデザインの『MIRROR MIRROR ON THE WALL』、これを着た人物が画面内の鏡に何かを感じて奇妙なリアクションをとるというループ動画になっています。 イメージソースとしたのは無声映画時代のハリウッド作品にみられるような飄々とした登場人物の動きと独特の空気感でした。
約20秒ほどのループ動画になっています。
素材づくりはAIにも手伝ってもらったんですが、その奇妙な動きや解釈がむしろ僕の今回のコレクション世界観に近づいてきている気がして、奇妙なカットを採用することにしました。
画面全体は静止画のバナー画像をもとにしているのですが、これは1990~2000年代くらいの欧米のZINEや音楽雑誌の表紙っぽい雰囲気で、現代のファッションに対するオルタナティヴな考え方で展開していく僕のコレクションとの調和を図りました。
デザイン紹介動画
ふたつめはコレクションを構成するデザイン全てを一本にまとめた紹介動画です。
これは、今の僕が展示会をやったなら多分このくらいの狭さを感じる会場でフロアショー形式の展示会をするだろうなという想定で作った動画です。
構成はシンプルで、モデル(すべて僕自身のクローン的なちょっと似ているけどどこか似ていない存在しない人物)が入れ代わり立ち代わりに歩いてくるだけの平凡なフロアショーの様子をベースに、僕の一発撮りナレーションが解説し、胸にプリントされたデザイン部分が飛び出してきて、手を叩く音で反転するという窮屈でせわしない構成になっています。 あまり長々と解説するのも野暮だし、やっぱり45秒くらいがいいなと思ってこんな構成になりました。
これも動画素材をAIに手伝ってもらいながら作ったら、やはり変な動きをするんですよ(笑) やっぱりその挙動不審な感じがすごく気に入ったので、そのまま採用しています。
『MIRROR MIRROR ON THE WALL』の商品はSTOREでご覧いただけます






